横浜デリヘルを利用するまで

ゆうこさんの初授業を終えてからというもの、俺は週に二回の家庭教師の時間が何よりの楽しみになっていた。
(ゆうこさんに会いたい、ゆうこさんに褒められたい、ゆうこさんとエッチなことがしたい)
と毎日のように考えていて、褒められるために必死になって勉強している内に俺の偏差値は60台に達していた。しかし、偏差値が60台に達したからと言ってAVのようにエッチで夢のような展開になることはなく、ただひたすら先生の残した痕跡でオナニーをするという日々を送っていました。
そんなある日、転機が訪れます。季節は6月だったのですが、大学生活も少し落ち着き始めた友人から連絡があり、久しぶりに会うことになったのです。友人は高校時代にチャラいグループに属していたイメージはありませんでしたが、目の前に現れた友人は髪の毛を茶色に染めて、耳にピアスを付けた風貌となっていて驚きました。どうやら大学生デビューに成功したようです。大学生のそいつと俺は高校生時代にハマっていたゲーセンの音ゲーを満喫した後に、居酒屋へと向かいました。年確をされてしまい、残念ながらお酒を飲むことは出来ませんでしたが、大学生の友人は少しほっとしたような顔を見せていました。ソフトドリンクで枝豆を食べながら話を聞くと、新歓で散々先輩たちに飲まされ過ぎて嫌いになっていたそうです。
(家庭教師のゆうこさんもお酒飲まされたのかな)
と頭で考えていると、アルコールを一滴も飲んでいない僕たちだったにもかかわらず、お店の匂いで少しほろ酔いの気分で気が大きくなっていました。すると大学生の友人が風俗に行こうと言い始めたのです。女性経験のない僕としては初めての体験を風俗で済ませてしまうのはちょっと抵抗があって避けたかったのですが、高校時代友人達にはさも彼女が別の学校にいるように振る舞っていたため童貞とはいえず、
「風俗に行って性病になりたくない」
と告げたのですが、
「ソープじゃなかったら大丈夫だろ」
と突き放されて、多くのラブホテルが集う横浜でデリヘル、もしくはホテヘルを利用することになったのです。僕も本番さえゆうこさんと初体験すればいいかなと思い直して、女性になれるという意味も込めていざ決戦の地横浜へと向かいました。

居酒屋から横浜まで電車移動を済ませると、無料相談所ではなく携帯電話で風俗情報を調べ始めました。一緒の風俗を利用するのかと思ったのですが、別々の風俗店を利用して後に合流して感想を言い合おうということになり、俺も仕方がなく横浜のホテヘル・デリヘルを調べ始めました。友人が目を輝かせながら検索しているのをよそに、俺はボーっとしながら検索サイトをチェックしていると、とある文字が飛び込んできました。
『現役女子大生在籍、家庭教師専門店』
ゆうこさん要素が二つも組み合わさった広告文に目を惹かれ、俺は無意識のまま風俗店のウェブサイトに飛んでいました。ウェブサイトには俺と同じ年の人もいれば、年齢が25歳程度の人、巨乳の人、モデル体型の人もいて選びたい放題でした。俺はその中から映美さんという20歳の巨乳娘を利用しようと決めました。ちょうど俺が顔をあげると友人もどうやら利用する風俗店を決めたらしく、ニヤッと笑い、
「それじゃあまたあとで」
と俺に告げると、横浜のホテル街へとスキップ交じりで歩いていきました。俺の見つけた家庭教師専門店はデリヘルだったため大通りへと向かい受付所へと冷静を心掛けて歩みを進めました。
そして横浜デリヘルで凄い体験をすることになるのです。